2006年度

教育普及

日光市立中宮祠小学校3年生による美術館見学

2006年5月17日(木)  10時45分〜11時15分

小学校3年生5名(男子1名・女子4名)
    引率1名
    計 6名

担当:鈴木日和

◆鑑賞の授業としてではなく、施設の見学をするために来館した。30分程の見学を希望。

〈小杉小二郎――巴里/日光 ふりむけば放菴〉展

〈小杉小二郎――巴里/日光 ふりむけば放菴〉展を開催していた時期

●5人の生徒のうち、美術館に行った経験がある子は1人だけだった。(東京の美術館へ家族一緒に)

●はじめに、「小杉放菴記念日光美術館」の名前を知っているかを尋ねたところ、全員が知らなかった。そのため、美術館の名前と小杉放菴について、ごく簡単に説明した。

●つぎに、展示室で自分の好きな作品を探し、それぞれの作品を全員で見て歩きながら、選んだ理由(絵を見て感じたこと)を話してもらった。

(子どもたちが選んだ作品と感想)

……動物が描いてあったから。動物が好き。台に座っているトラがいちばん好き。

……花が本物みたいで、色もきれい。好きな色は青。

……たくさんの花があって、こまかく描いてあった。

……色もきれいで、飛び出しそうなところ。

●女子生徒がみな、花の絵を選んだため、花が好きなのか聞いてみたところ、全員、花が好きで、花の絵をよく描いているという。

●最後に、美術館は絵を見せるところではあるが、絵を守るところでもあるという原則を理解してもらうために、展示室の明るさの調整や温湿度の管理などについて説明をして、終了した。