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展覧会

創立99年 日本美術の精華 日本芸術院所蔵作品名品展

2018年7月14日[土]―9月9日[日]

  休館日=毎週月曜日(祝日のときは開館し、その翌日を休館)

  開館時間=午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

 日本芸術院は、1907 年に文部省美術展覧会(文展)開催のために設置された美術審査委員会を母体に、1919 年に帝国美術院として創設されました。その後、帝国芸術院時代を経て、戦後の 1947 年に日本芸術院へ改称、芸術上の功績者のための我が国唯一の栄誉機関として現在に至っています。
 小杉放菴もまた、日本芸術院の会員でした。1935 年、帝国美術院の改組にともない会員となった放菴は、いったん辞表を提出しますが、1937 年の帝国芸術院設立時に再任命され、その後は 1958 年に辞任するまで、日本美術の将来のため、芸術院の活動に尽くしました。
 帝国美術院時代から数えて、まもなく100 年という歴史と伝統をもつ日本芸術院には、同院会員の作品をはじめ、日本芸術院賞を受賞した作品など、近現代の巨匠たちの作品が数多く所蔵されています。本展は、これら名品の数々から、小杉放菴と同時代に活躍した美術家たちを中心とする日本画、洋画、彫刻作品をご紹介するとともに、放菴にとって日本芸術院の会員であったことは、どのような意味を持っていたのかを考える機会とするものです。
 また、これにあわせ、小杉放菴が会員だった時代の芸術院美術展出品作である、《金太郎遊行》(栃木県立美術館蔵)も特別出品いたします。

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催し物

講演会「帝展改組と小杉放菴 ―― 芸術院の創設」

講師:増野恵子 氏(早稲田大学非常勤講師)

2018年9月1日[土]
午後2時より

 日本芸術院の前身である帝国芸術院は、1935〜1936年にかけて起きた文部大臣による帝国美術院改革の結果として創設されました。
 通称「帝展改組」と呼ばれるこの騒動がいかなるものであったか、小杉放菴がどのように関わり芸術院会員となったのか、わかりやすくお話しいただきます。

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催し物

劇団today 第30回本公演 わが町

2018年8月25日[土]/26日[日]

  午後5時15分 開場
  午後6時00分 開演

原作:ソーントン・ワイルダー

脚本・演出:佐藤育男+大藤浩輝

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展覧会

美人画の四季 培広庵コレクション展

2018年9月15日[土]〜11月11日[日]

 日本画独特の一領域に、「美人画」があります。この言葉そのものは、大正期に徐々に確立されていったとされていますが、江戸時代に浮世絵として流行した「美人絵」からの流れにあり、時代ごとの空気をまといながら変化してきた世界でもあります。
 培広庵コレクションは、優美で高品な上村松園や鏑木清方らの作品から、関西で活躍した北野恒富や島成園らに見られるデカダンスな雰囲気を帯びた作品まで、明治から昭和にかけての変化をつぶさに眺めることの出来る、日本有数の美人画コレクションとしてよく知られています。また紺谷光俊や森川青坡、栃木県出身の小川雨虹など、優れた美人画を残していながらその実作品を見る機会が少ない画家の作品が含まれることも特徴です。
 本展では、これらの作品の魅力を引き立てている、日本の四季や雪月花といった伝統美にも着目しながら、培広庵コレクションとしては本展が初公開となる10点以上の作品とともに、近代美人画の逸品をご紹介してまいりたいと思います。
 美人を描けば美人画になるわけではありません。そもそも美人とは何なのか、ひいては人の美しさとは何なのか。そんなことを考える場を、この展覧会は与えてくれると期待しています。

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小杉放菴記念日光美術館が実施する鑑賞教育について

国立公園協会の寄贈による《国立公園絵画》について

「公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館」について