小杉放菴記念日光美術館の非公式サイト

第106回 演奏会　古典四重奏団演奏会

明日の10月21日（日曜日）、日光の美術館で開催されます。

当館では２年ぶりとなるの古典四重奏団の演奏会です。

今回は、ベートーヴェン最晩年の傑作をメインとしたプログラムです。

《弦楽四重奏曲　第14番　嬰ハ短調》

シューベルトは、この作品を聴いて、「この後でわれわれに何が書ける
というのだ？」と言ったとされ、また、吉田秀和は、「私には、この曲が、
このすべてがかけがえのない傑作ぞろいの中でも、ひときわよく書けた、
そうして深い内容を具えた音楽にきこえるのである」と述べています。

このような作品を、我が国を代表する弦楽四重奏団であると世界的な評価を
受けている「古典四重奏団」が演奏する、夢のような組み合わせの実現です。

現在の日本で、考え得る限りで最高の演奏が期待できます。

席に余裕がありますので、まだ、間に合います。

ぜひ、この機会を逃さずに御来場ください。

今回の曲目は下記のとおりです。

シューベルト《弦楽四重奏曲　ハ短調　D703 「四重奏断章」》
シューベルト《弦楽四重奏曲　変ホ長調　D87 》
ベートーヴェン《弦楽四重奏曲　第14番　嬰ハ短調》

小杉放菴記念日光美術館では、下記の展覧会を開催しています。

開館15周年記念　越前和紙の魅力　小杉放菴と岩野平三郎

日光へお越しの際は、ぜひ、美術館へも御来館ください。

今日は、開館15周年の記念日ですが、小杉放菴が作った、山の神を祀る
石祠が、美術館の庭園に移設されてから９年目の記念日でもあります。

例年どおり、小杉放菴研究舎の皆さんによって、お供えが用意されました。

本日、開催されたワークショップの様子です。

開館15周年記念　３回連続ワークショップ　第１回目
「思い出の布を使って自分の顔の旗をつくろう！」

完成した作品については、改めて御紹介いたします。

９月９日（日曜日）まで、日光の美術館で開催されていた
〈中村直人　彫刻の時代〉展が10月６日（土曜日）から
11月18日（日曜日）まで、長野県の佐久市立近代美術館に
巡回して開催されます。

10月５日（金曜日）には、オープニング・セレモニーと
内覧会が開催されました。

中村直人の御遺族を迎えてのテープカット

佐久市立近代美術館での展示１

佐久市立近代美術館での展示２

佐久市立近代美術館による展覧会の紹介